『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』

ネタバレ注意

 

時間が逆行するパラレルワールドの設定は無理があるかも知れない。

でも、それはそれとして、感じる事は多い。

 

結果的にコレが最後ってことは良くある。

恋人との時間

バンドメンバーとの演奏

もしその時間がその最後だって自分だけ知っていたら、凄く辛いだろうな。

そう思いながら、出会った時のシーンを思い浮かべると泣ける。出会いと別れが同時に起こっている。彼女側は、楽しい思い出が詰まった状態。

 

でも幸せとはそう言うものかも知れない。

もちろん、共有し合う時間を重ねて深さを増していくのは大切だけど、その瞬間の幸せに感謝して、満足する。

足りない足りないの感性ではなく、満足満足の感性で生きて行きたいものです。

なかなか俺には難しいけど。